リサイクル製品
リサイクル事業への中央環境の取組
石膏ボードとは、焼き石膏に鋸屑(のこぎりくず)・パーライトなどを混ぜ、水で練り合わせたものを厚紙にはさんで板にしたものをいいます。 防火性・耐熱性・耐久性があり、壁や間仕切り、天井などに用いられます。
中央環境開発株式会社では、石膏ボードを取り扱う専門業者として、横浜工場に集められた石膏ボードを、石膏分離機に掛け、0.5㎜、3㎜の石膏粉、紙の3つに分離させます。
当社は、再生利用事業者の登録も受けており、石膏分離機に掛けた後の石膏粉と紙片は、単なる埋立処分や焼却処理には回さない事業姿勢を示しています。そのため、石膏粉はメーカーリサイクルのほか、建材・土壌改良材や固化材等で出荷しています。
愛川工場では、石膏ボードから剥離させた紙片を製紙会社の品質基準に則って、紙片から石膏粉を取り除き、製紙原料として出荷しています。
紙片から取り除いた石膏は、地元から出る砕石と混合してブロック等建築資材の原料として出荷しています。
資源循環リサイクル製品『プレデッキ』のご紹介
廃石膏ボードとリサイクルプラスチックを混合した新木質系樹脂だからこそ、長持ちで安心。
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■新素材の優位性
- 材料組成のほとんどがリサイクル素材
- 石膏ボードの石膏・紙成分も配合できる
- 新素材は何度でも再生可能
施工例(愛川工場内)
土壌改良材『エコカル』のご紹介
もしかして…農地をイジメていませんか?『エコカル』は優れた土壌改良材です。
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- エコカルはカルシウムとイオウが多量に含まれた石膏を原料に生産された土壌改良材で有効なカルイウム資材です。
- 水に良く溶け石灰(炭カル)と比べて170倍の溶解率で即効性の資材です。
- 根が深くまで伸びますので”肥料減”につながります。
- イオウも同時に吸収しますので作物の養分移行をスムーズにさせます。
- 窒素の吸収を調整して窒素過多の害を軽減させます。
- エコカルを連用することで土壌の団粒化を促進し、有効バクテリアの増殖を高めます。
- 必須要素(栄養要素)
食物が育つのに欠かせない栄養要素の5要素は窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)です。
その他に土壌に不足した時に補給する鉄、銅、亜鉛、ホウ素、モリブデン、塩素があります。
※写真は同じ畑で実際に「エコカル」を散布、無散布を比較テストした結果です。太さ、根の張りに差が出ました。
エコカルの詳細情報は 石膏再生協同組合 のサイトをご参照ください。
- 【テスト結果】カルシウム含有量単位/mg(可食部合計あたり)
試料/試験項目 エコカル無散布 エコカル散布 りんご 41.3 88.5 米 42.3 96.8 そば 1230 1420 さつまいも 320 510 ねぎ 210 210 レタス 30 175 - 【エコカル成分】
- カルシウム(CaO)34.600%
- イオウ(S)19.1600%
- リン酸(P2O5)0.0700%
- カリウム(K2O)0.0200%
- マグネシウム(Mg)0.0600%
- マンガン(Mn)0.0027%
- ホウ素(B2O2)0.0200%
- 鉄(Fe)0.0700%
- 亜鉛(Zn)0.0024%
- 銅(Cu)0.0018%
- モリブデン(Mo)0.0032%
- 塩素(C1)0.005%未満